2009年04月19日

闘病記 その2

本格的な闘病生活はわずか半月程で、素人の私たちに偉そうなことは言えませんが、
その中で学んだことなど、いくつか追記しておこうと思います。

1.病院探し
2.食欲低下時の給餌
3.治療費のこと
4.白血病(悪性リンパ腫)末期の治療方針

長文乱文ばかりの読みづらい内容ですが、
お付き合い頂ける方は「続きを読む」からどうぞ。



1.病院探し

最初の皮膚炎が出来たとき、今まで病気ひとつしたことがないので気がかりでしたが、外出自体が大変なストレスと知っていたので、最初は皮膚炎の写真や抜けた毛を持って私達だけで診察に行きました。

病変部が広がりPUUをつれていきましたが、病院では怯えきって、手元もプルプル震えていたのを見て、相当なことが無い限り連れて来れないと思ったことが、本当の病気の発見を遅らせたのかも知れません。

その後、経過が悪く転院すると、似たような症例のプレを何匹も診てきている病院なので、全てが手馴れていました。PUUと暮らしてから今まで、前回の病院も含め健診などで3軒の病院へ行きましたが、ケージから出して何事もなく診察したのはここが初めてでした。

治療中のPUUは見るに耐えない位の驚愕ぶりで、失神状態になりましたが、先生はまったく動じず「大丈夫」と優しく言って、じっくり説明もして頂き、大変信頼のおける先生でした。

私たちはこの病院に全てを託して、初診から半月程、毎日仕事の前に、往復3時間かかる病院通いを続けました。

★最初の病院もじっくり説明もしてくれて良心的なとても優しい先生でしたが、やはり経験の差は感じます。人間と同じで「とりあえずは近所で」満足せず、出来るだけ早くセカンドオピニオンや専門病院での受診をお勧めしたいです。

PUUの病気がわかった時には既に白血球数は10万を超え末期でしたが、せめて5〜6万の段階から治療を始めたら、7〜8ヶ月頑張ったプレちゃんもいたそうです。やはり早期発見が大切だと思います。


2.食欲低下時

DSCF0482.JPG一番は「強制給餌」です。強制といっても口に含ませてやる程度で、喉の奥へ押し込んだり、仰向けにして無理矢理流し込んだりするものではありません。失敗すると気管に入ったりして危険です。あくまで自力で飲み込むのを手助けしてあげるものです。

先生にお手本をしてもらいましたが、PUUは全く受け付けず、私たちがやっても同様、大きなストレスとなってしまったので、この方法で食事をとることはできませんでした。

強制給餌ができないので、毎日ほぼ24時間完全看護で、PUUが少しでも動くと食べ物を口に近づけました。夜はほとんど寝ずの看病で、私達が仕事に行く間は実家の母が手伝いに来ていました。

【PUUが食べたもの】
1.普段通りのペレットや牧草(小さく砕く)
2.給餌用の粉末(ライフケア)を豆乳や青汁で練ったもの
3.キャベツ・小松菜などの野菜
4.豆乳(すごいダイズ)・青汁(ケール100%)
5.粟の穂・オーツ麦・繊維入りのパン
6.パイナップル・リンゴ・バナナなどの果物
7.アイソカル・プレーリーポップ・オートミール(プレーリーハウスで購入)
8.無糖ヨーグルト・プリン・ひまわりの種

DSCF0480.JPG 下にいくほど本来あまり食性に合っているものではない
 ですが、何も食べないよりはマシだと思います。
 粉末の「イージーファイバー」は何に混ぜても無味なので
 役に立ちました。
 その他、病院で購入したのは、
 犬用の電解水・鉄分のシロップ・ライフケアです。
食べ物の嗜好性は毎日コロコロ変わり、食べそうなものを探すのも日課となりましたが、元気になるほど普段通りの質素な食事を好みました。一貫して好んでいたのはバナナでした。

余談ですが、便の状態は、下痢にはならず、小さなものや細長いものが少し出ていました。普段通りの食事に近いほどウンチの出もよく、バナナを食べると、割った時に粘り気がありました。


3.治療費のこと

病院によって差はあるようですが、私たちの行った2軒では下記のようでした。
再診料 1,000円〜1,500円
塗り薬 2,000円〜3,000円
点滴注射3,500円
血液検査15,000円
レントゲン 10,000円
通常の点滴注射治療で1日5,000円、抗ガン剤はプラス5,000円位、それに検査代もかかるので、毎日となるとかなり大きい出費ではあると思います。


4.治療方針

白血病かリンパ腫かの診断は骨髄検査をしないとわからないそうですが、治療方法は同じだそうです。PUUの白血病細胞の値は完全に末期で、今日明日にも死ぬ覚悟をしなければならない状態でした。治ることは100%無いと宣告されました。

(使う薬や治療方法などは、かなり人間とも同じなので、プレちゃんの闘病記の他、人間の闘病記や資料も大変参考になりました。)

そして、人間と同じで抗ガン剤を使うかどうかを決めなくてはなりません。
完治はしなくても、せめて1%でも寛解(病気が落ち着いている状態)の可能性があるなら、積極的な抗ガン治療をしたいと私達は決断しました。
抗ガン治療の中でも「ステロイド」は一番マイルドで元気にさせる効果もありますが、あくまで症状緩和でしかないようです。

次のステップの「ブレオマイシン」を始めるかどうかは、なかなか決断できませんでした。
抗ガン治療に耐えられるだけの体力があるかも憂慮されたし、PUUは敗血症を併発している可能性が高く、抗ガン剤がかえって症状悪化を促す場合もあるからです。

でも根本の病気を治さなければ寛解の希望もなく、ステロイドの効果もなくなってしまった以上、ブレオに賭ける以外治療方法はありませんでした。
本来は副作用が出る確率10%、効果が出る確率も10%とマイルドな部類の抗ガン剤だと思います。

私たちは僅かな可能性に賭け治療を続けたのですが、
結果的にはPUUに何度も苦しい思いをさせてしまったのかもしれません。
通院のストレスを考えると、完全入院か、もしくは逆に自宅静養のみに徹することも選択肢の一つだと思います。

ただ、獣医さんとともに一生懸命治療をさせてもらったことで、私たちの中では少しでも後悔をなくし、また覚悟もできました。この治療期間はPUUがくれた最後のプレゼントだと獣医さんは言いました。

私達の体力精神力も限界に達し、苦しそうなPUUを見ると安楽死が心をよぎることもありましたが、
方針が「ブレる」ことが一番良くないと思います。

そして、私たちが連休をとってずっと一緒にいた最終日の夜。
PUUは私達の心の中を何もかも見透かしていたかのように、私の腕の中で永い眠りにつきました。



posted by エリー at 00:55| Comment(0) | プレ闘病記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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